子育て家庭の家計、どう整える?──「先に貯めてから使う」で無理なく回すコツ

目次

この記事でわかること

  • 子育て期に家計が苦しく感じやすい理由
  • 「収入-支出」から「先に貯めてから使う」への切り替え方
  • 2024年に拡充された児童手当を家計にどう活かすか

「共働きなのに、なぜかお金が貯まらない」「教育費も老後も気になるけど、何から手をつければ…」——子育て世代の家計は、収入が増えても支出も増えやすく、モヤモヤを抱えがちです。その感覚、決してあなたの管理が下手なわけではありません。仕組みを少し変えるだけで、ぐっとラクになります。

まず「入ってくるお金」を確認

2024年10月から児童手当が大きく拡充されました(こども家庭庁)。所得制限が撤廃され、対象が高校生年代まで広がり、第3子以降は月3万円に増額。第1・2子でも3歳未満は月1.5万円、3歳〜高校生は月1万円が支給されます。たとえば子ども2人(8歳・5歳)なら、年間でおよそ24万円が入ってくる計算です。この「あるもの」をまず把握するのが第一歩です。

対象(子どもの年齢など)支給額(月)
0〜3歳未満(第1・2子)1.5万円
3歳〜高校生年代(第1・2子)1万円
第3子以降3万円
児童手当の早見表(2024年10月の拡充後・こども家庭庁/所得制限は撤廃)

FPの視点 ─ 順番を「貯めてから使う」に

一般的な目安として、家計を「収入-支出=残り」で考えると、残った分だけ貯めることになり、なかなか貯まりません。おすすめは「収入-先に貯める分=使えるお金」という順番です。手取りの1〜2割を先に別口座へ移し、残りで暮らす形にすると、意識しなくてもお金が貯まっていきます。児童手当は生活費と混ぜず、まるごと教育資金に回すご家庭も多いです。もちろん、ご家庭のペースで無理なく、が大前提です。

モデルケースで考えてみる

夫35歳・年収500万円、妻34歳・共働き、子ども2人のケース。世帯手取りが月40万円なら、まず4万円(1割)を先取りで貯蓄・投資に。さらに児童手当の月2万円分をそのまま教育資金口座へ。この2つだけで、年間およそ72万円が自動的に積み上がります。残りで日々の暮らしを回せば、「気づいたら貯まっていた」に近づきます。(金額は一例です)

「先取り」で1年にこれだけ貯まる(モデルケース)
先取り貯蓄(月4万円)
年48万円
児童手当を教育口座へ(月2万円)
年24万円
合計
年72万円
※世帯手取り月40万円のご家庭の一例。手取りの1割を先取り+児童手当をそのまま教育資金に。金額は一例です。

よくある誤解

「家計簿を細かくつけないと管理できない」と思われがちですが、まずは先取りの仕組みがあれば十分回ります。「収入が増えれば自然に貯まる」も誤解で、支出も一緒に増えやすいのが子育て期。「児童手当は生活費の足しに」してしまうと、教育費として残りにくくなります。

確認してほしい3つのポイント

  • 手取りのうち、先に貯める分を「1割」だけ決めてみる
  • 児童手当が入る口座を、生活費と分けているか
  • 固定費(通信・保険など)に、見直せる余地がないか

まとめ

  • 子育て期は「収入-先取り=使う」の順に変えるとラクになる
  • 拡充された児童手当は、混ぜずに教育資金へ
  • 家計簿より先に、先取りの仕組みづくりを

いちばん小さな一歩は、「手取りの1割を、別の口座に自動で移す設定」をひとつするだけ。それだけで、家計は静かに整いはじめます。もっと自分の家計に合わせて整えたい方は、無料相談でご一緒に見える化していきましょう。

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のどかFP事務所からの一言

子育て中の家計は、頑張りすぎなくて大丈夫です。完璧な家計簿より、続けられる仕組みがひとつあれば十分。あなたのご家庭にとって、いちばん気楽に続けられる方法はどんな形でしょうか。一緒に見つけていけたらうれしいです。

出典:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」/政府広報オンライン

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