「くらべて決めた」までの流れ
くらべるライフプランで、実際にどんなふうに話が進み、どう判断にいたるのか。これまでのご相談をもとにした3つのモデルケースでご紹介します。
※いずれも複数のご相談をもとに再構成したモデルケースです。年齢や金額は変えています。数字は一定の条件をおいた試算で、実際の結果はご家庭によって異なります。
審査は通ったけれど、本当に返せる?」
夫婦とも29歳・会社員子どもはこれから2人の予定賃貸住まい世帯の手取り 年約680万円貯蓄 約500万円
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相談前の迷い
注文住宅の契約を前に、銀行の審査は通った。でも「借りられる額」と「返せる額」は違う気がする
返済期間50年で仮審査に通り、毎月の返済は軽く見えます。それでも、出産や育休、教育費のことを考えると不安が残ります。夫は「この家にしたい」、妻は「無理なら見直したい」。同じ数字を見ないまま、話が平行線になっていました。 - 2
1回目の面談で分かったこと
不安の正体は、家の値段より「前提」と「家計の山」だった
- ご自身で作った表では「老後に大きく足りない」と出ていた。年金を少なめに、物価が上がっても増えない額で置いていたため。前提を直すと、結果は大きく変わった
- 家計がいちばん苦しくなるのは、子ども2人の大学が重なる50代前半
- 共働きが続けば返済は回る。崩れるとしたら「片方の収入が止まったとき」
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くらべたパターン
返し方を3通り。さらに「もしも」の場合も並べた
A|35年で借りる毎月の返済は約17万円B|50年で借り、繰上げ返済毎月は約13万円。5年ごとに200万円を繰上げC|50年で借り、差額を積立夫婦で月3万円ずつNISAへ金融資産の推移(夫の年齢・万円)点線は、Cで妻が2人目の育休のあと仕事を辞め、パート収入になった場合試算の主な前提
- 夫婦とも29歳。手取りは夫が年380万円、妻が年300万円。子どもは2年後と5年後に誕生。出産の年は妻の手取りが110万円減り、3歳までは時短で40万円減
- 住宅:5,500万円を全額借入、金利1.5%のまま。諸費用300万円は貯蓄から。固定資産税・修繕で年25万円
- B:60歳まで5年ごとに200万円を繰上げ返済(期間短縮)。C:65歳まで夫婦で月6万円を年4%で積立
- 生活費は年260万円+子ども1人あたり年30万円。教育費は公立の小・中・高+私立大学(文系・自宅通学)。児童手当を含む。車250万円を8年ごと
- 65歳で退職(退職金は夫1,000万円・妻600万円)。年金は夫婦で手取り年300万円
- 点線:妻が6年目に退職し、パートで年120万円になった場合(退職金・年金も減る)
- 預金金利は0.2%。収入・支出は今の水準で横ばい
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ふたりが決めたこと
「家をあきらめる」ではなく、「崩れない形で選ぶ」
- 50年で借りる。繰上げ返済に回すか積立に回すかは、毎年末に貯蓄残高を見て決める
- NISAは、夫婦それぞれ月3万円から積立を始める
- 妻は出世より「辞めない働き方」を目標に。働けなくなったときの保険(就業不能保険)と、ローンの名義に合った団信を整える
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次の一歩
まずここから契約の前に、就業不能保険の見積もりを取り、試算に入れ直す
それぞれいくらにすればいいの?」
夫 33歳・会社員妻 32歳・会社員(育休中)子ども 0歳世帯の手取り 年約600万円(復帰後)貯蓄 約800万円
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相談前の迷い
出産をきっかけに、保険の案内が急に増えた。貯金とNISAをどう分ければいいか分からない
口座やカードが分かれていて、毎月いくら貯まっているのかが見えない状態。保険代理店からは、運用もできるという保険(変額保険)を勧められていました。「入ったほうがいいのか、NISAで十分なのか」。根拠がないまま、決めきれずにいました。 - 2
1回目の面談で分かったこと
すでに備えられている部分と、本当に足りない部分が見えた
- 万一のときは、遺族年金や勤務先の保障で、ある程度カバーされている
- 教育費の山は、子どもが大学に進む18年後。それまでに準備できる
- 今のままだと、60代から貯蓄を取り崩すペースが速く、88歳ごろに尽きる
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くらべたパターン
お金の回し方と働き方を、3通りで比べた
A|今のまま余ったお金は預金にB|毎月5万円を積立全世界株式のインデックスで長期運用C|積立+65歳まで働く夫婦とも、60歳以降も働き続ける金融資産の推移(夫の年齢・万円)BとCは60歳まで積立。どのパターンも、生活費の6か月分は預金に残す前提試算の主な前提
- 夫33歳:手取り年340万円。妻32歳:今年は育休、復帰後は時短で230万円、3年目から260万円
- 生活費は年270万円+子どもの分年30万円、家賃は年120万円(65歳以降は生活費230万円・家賃100万円)。保育料は1〜2歳のあいだ年36万円
- 教育費は公立の小・中・高+私立大学(文系・自宅通学)。児童手当を含む。車250万円を8年ごと
- A・B:60歳で退職(退職金は夫婦で900万円)。C:60歳以降も65歳まで働く(夫婦で年370万円)
- 年金は65歳から夫婦で手取り年260万円(Cは280万円)
- B・C:60歳まで月5万円を年4%で積立。預金金利は0.2%。収入・支出は今の水準で横ばい
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家族が決めたこと
「全部やる」ではなく、配分と順番を決めた
- 貯める:生活費の6か月分は預金で確保。教育費は別の口座に分ける
- 運用する:目安は月5万円。まずは月1万円から始めて、慣れたら増やす
- 備える:勧められた保険には入らない。公的保障で足りない分だけ、収入保障保険で(受け取りは夫が月20万円、妻が月10万円)
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次の一歩
まずここから証券口座で、月1万円の積立を設定する
一緒にしたほうがいいの?」
ふたりとも20代後半・会社員結婚予定・同居中手取り 夫 月約26万円・妻 月約23万円貯蓄 それぞれ約200万円
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相談前の迷い
お互いがいくら使って、いくら貯めているのか知らない。何から決めればいいか分からない
給料はそれぞれの口座に入り、家賃などはその都度どちらかが払う形。「結婚したら財布はひとつにするもの?」「お小遣い制にしたほうがいい?」。結婚式、住まい、子ども。やりたいことはあるのに、話し合う材料がない状態でした。 - 2
1回目の面談で分かったこと
それぞれの家計を整理したら、「ふたりの家計」が見えた
- それぞれカード明細の3か月分を「必要・ゆとり・ムダ」に色分けして、本当の生活費がわかった
- ふたりの生活費(家賃を含む)は月28万円ほど。収入の比率で分けると、夫15万円・妻13万円
- 結婚式・住まいの頭金・出産準備を同じ年表に並べたら、5年のうちに大きなお金が重なっていた
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くらべたパターン
お金の「まとめ方」を、3通りで比べた
A|別々のまま生活費を分担し、残りはそれぞれ自由にB|全部ひとつに給料も貯蓄もまとめて、お小遣い制C|ゴール口座だけ一緒にふたりの目標の分だけ、毎月決まった額を入れるふたりの目標のお金の貯まり方(万円)Bはいちばん貯まるが、自由に使えるお金は月3万円ずつ。Cは目標どおりに貯まり、それぞれ月6万円を自由に使える試算の主な前提
- 生活費(家賃を含む)月28万円は、どのパターンも別に払う。グラフは目標のためのお金の残高だけ
- A:それぞれの残りから貯める。実際は使ってしまいがちで、ふたり合わせて月3.5万円ほど
- B:貯蓄のうち300万円をまとめ、毎月12万円+賞与から年40万円。お小遣いはそれぞれ月3万円
- C:それぞれ100万円ずつ出し、毎月9万円(夫5万円・妻4万円)+賞与から年30万円。残りはそれぞれ月6万円
- 結婚式は、総額約330万円からご祝儀を引いた自己負担150万円(ゼクシィ結婚トレンド調査の平均をもとに設定)
- 利息は考えていない
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ふたりが決めたこと
財布はひとつにしない。ゴールに向けて、ふたりで入れていく
- 生活費は共通口座に、毎月 夫15万円・妻13万円を入れる
- 「ゴール口座」をつくり、毎月ふたりで9万円(夫5万円・妻4万円)と、賞与の一部を入れる
- 残りはそれぞれの自由なお金。お小遣いにしても、自分で積み立ててもいい
- 年に1回、ふたりでゴール口座の残高を確認する
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次の一歩
まずここから今月中に、ふたりの「ゴール口座」をつくる
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