マイホーム購入にかかる諸費用はいくら?支払いタイミング別に完全数値化!

「物件価格以外に、いくら現金が必要なんだろう…?」
そんな疑問を持つ方は多いです。
実はマイホーム購入には、物件代金の3〜9%ほどの“諸費用”がかかります。

本記事では、「契約〜入居後」までの費用を支払いタイミング別に数値化して解説。
購入前に知っておきたいリアルな金額感を、一緒に確認していきましょう💡

目次

🏠 マイホーム購入諸費用の全体像:目安は物件価格の「3%〜9%」

相談者さま

物件価格はわかるけど…結局、ほかにいくらかかるんですか?

のどかのFP

いい質問ですね。実は“物件価格以外”にも、契約や登記などで現金が必要なんです。

マイホームを購入するときにかかるお金は、「物件代金」だけではありません。
実際には、売買契約や住宅ローン、登記、引越しなどで発生する諸費用が必要になります。

この諸費用の総額は、物件の種類によって変わりますが、一般的には以下が目安です。

物件の種類諸費用の目安(物件価格に対して)
新築(注文住宅・マンション)3%〜6%
中古住宅・新築一戸建て(建売)6%〜9%

中古住宅の方が比率が高いのは、不動産仲介手数料がかかるためです。

💬 のどかFPからの一言

「諸費用は“住宅ローンに含めず現金で払う”のが基本です。
つまり、頭金がゼロでも数百万円単位の現金が必要になるということ。
これを知らずに契約を進めると、後から『手持ちが足りない!』ということも…。」

🔍 ここがポイント!

  • 諸費用は物件価格の3〜9%を目安に現金で準備
  • 仲介手数料・登記費用・火災保険などはローンに含まれない
  • 支払いのタイミングを把握することで、資金ショックを防げる

次の章では、これらの諸費用を「いつ・いくら払うのか」を、タイミングごとに整理していきます。
➡️ 【第2章】契約時にかかる費用(手付金・印紙税など)

📝 第2章:売買契約時にかかる費用

相談者さま

ようやく気に入った物件が見つかりました!次は契約ですよね!

のどかのFP

はい、おめでとうございます!🎉
でもその前に、契約時に必要な“現金の準備”を確認しておきましょう。

マイホーム購入で最初にまとまったお金が必要になるのが、「売買契約時」です。
この段階で支払うのは、次の3つが中心です。

費用項目目安・計算方法支払い先
手付金物件価格の 5〜10%(例:4,000万円なら200〜400万円)売主
印紙税(売買契約書)契約金額に応じて 1〜3万円(軽減措置あり)国(収入印紙購入)
仲介手数料(半金)(物件価格 × 3% + 6万円)+消費税 の 半額不動産仲介会社

💡 それぞれのポイントをやさしく解説

🏡 手付金

物件を「買います」と約束するための予約金のようなもの
最終的には物件代金の一部に充当されますが、契約をやめると返ってこない場合もあるので注意。
一般的には、物件価格の5〜10%を契約時に現金で支払います。

のどかのFP

たとえば4,000万円の物件なら200〜400万円。
頭金とは別に“契約の瞬間”に必要になるお金なんです。

🧾 印紙税(売買契約書)

売買契約書に貼る収入印紙の代金です。
契約金額ごとに税額が決まっており、2027年3月31日まで軽減措置が続いています。

契約金額軽減後の税額本則税額
1,000万円超〜5,000万円以下1万円2万円
5,000万円超〜1億円以下3万円6万円

🤝 仲介手数料(半金)

仲介会社に支払う報酬です。上限は次の計算式で決まっています。

仲介手数料 =(物件価格 × 3% + 6万円)+消費税

契約時に半分、引渡し時に残り半分を支払うのが一般的。
例として、4,000万円の物件なら合計約138.6万円 → 契約時に約69.3万円を支払います。

のどかのFP

この段階では、手付金と合わせて300万円前後の現金が必要になるケースが多いですね。

📘 まとめ:契約時に必要な現金のイメージ

  • 手付金 … 物件価格の5〜10%
  • 印紙税 … 1〜3万円
  • 仲介手数料(半金) … 数十万円
    ➡️ 合計で 約250万〜400万円前後 が目安です。
のどかのFP

ここが“最初の資金ショック”になりやすいタイミング。
購入を決める前に、『契約時にいくら必要?』を数値で確認しておくと安心ですよ。

次の章では、住宅ローン契約時にかかる費用(印紙税・事務手数料・保証料など)を整理していきます。
➡️ 【第3章】ローン契約時にかかる費用

🏦 第3章:住宅ローン契約時にかかる費用

相談者さま

住宅ローンの審査が通りました!これで安心ですよね?

のどかのFP

おめでとうございます!👏
ただ、ローン契約の時にも“現金で払う諸費用”があるんですよ。

住宅ローンの本審査が通ると、金融機関と「金銭消費貸借契約(ローン契約)」を結びます。
このときに発生する費用がこちらです。

費用項目目安・計算方法支払い先
印紙税(ローン契約書)借入金額に応じて 2〜6万円国(収入印紙購入)
ローン事務手数料定額型:3〜10万円
定率型:借入額 × 約2.2%
金融機関
ローン保証料借入金額・返済期間による(下表参照)保証会社(または金融機関)

💡 費用のしくみをやさしく解説

📄 印紙税(ローン契約書)

ローンの契約書にも印紙を貼る必要があります。
売買契約書の印紙とは別にかかる点に注意です。

借入金額印紙税額
1,000万円超〜5,000万円以下2万円
5,000万円超〜1億円以下6万円

🏦 ローン事務手数料

金融機関が契約手続きにかける費用。
タイプは2つあり、ネット銀行では「定率型(借入額の2.2%)」が主流です。

タイプ計算例(借入3,000万円)支払方法
定額型約3〜5万円一括(現金)
定率型約66万円(3,000万円 × 2.2%)融資金から控除 or 現金
のどかのFP

“保証料無料”というネット銀行も多いですが、
その分この定率型手数料が高めになるんです。
実はトータルで見ると、地方銀行とあまり変わらないこともあります。

🔒 ローン保証料

返済が難しくなったときに、保証会社が代わりに返済してくれるための保険のような費用です。
借入金額や返済期間によって異なります。

借入金額保証料の目安(35年返済)
1,000万円約20万円
3,000万円約60万円
4,000万円約80万円
のどかのFP

銀行によっては、保証料を“金利上乗せ型”にできるケースも。
その場合は年0.2%程度の金利アップと引き換えに、現金支払いが不要になります。

📘 まとめ:ローン契約時の諸費用イメージ

項目金額の目安
印紙税約2〜6万円
事務手数料約3〜70万円(定率型なら高額)
保証料約20〜80万円(または金利上乗せ)
合計目安約30〜150万円
のどかのFP

ローン手数料や保証料は、“金利だけで比較すると損する”落とし穴。
ぜひ総支払額でシミュレーションしてみましょう。

次の章では、いよいよ最も支出が多い「決済・引渡し時の費用」について整理します。
➡️ 【第4章】決済・引渡し時にかかる費用(登記費用・火災保険・税金清算など)

🏡 第4章:決済・引渡し時にかかる費用

相談者さま

いよいよ引き渡し!鍵をもらえる日ですね!

のどかのFP

おめでとうございます🎉 でも実は…この“引き渡しの日”が、
一番お金が動く日なんですよ。

マイホームの残代金を支払い、正式に鍵を受け取る「決済・引渡し日」。
このタイミングで、登記費用・火災保険料・税金の清算など、多くの諸費用がまとめて発生します。

費用項目目安・計算方法支払い先
仲介手数料(残金)仲介手数料の残り半分不動産仲介会社
登記費用登録免許税+司法書士報酬(約20〜40万円国・司法書士
火災・地震保険料補償内容・期間による(10〜30万円保険会社
固定資産税・都市計画税清算金年税額を日割り計算売主
(マンション)管理費・修繕積立金清算金月額費用を日割り計算売主

🧾 登記費用:所有権と抵当権の登録

マイホームを購入したら、所有者を「あなたの名義」に変更し、
住宅ローンを借りている場合は「抵当権(担保)」も設定します。

登録内容軽減税率(〜2027年3月31日)税率の目安
土地(所有権移転)固定資産税評価額 × 1.5%本則2.0%
建物(中古・移転)評価額 × 0.3%本則2.0%
建物(新築・保存)評価額 × 0.15%本則0.4%
抵当権設定(ローン)借入額 × 0.1%本則0.4%

さらに、登記を代行する司法書士の報酬(10〜15万円程度)が加わります。

のどかのFP

登記は“所有者を公的に証明する”大切な手続き。
軽減措置の対象期間(2027年3月まで)も要チェックです!

🔥 火災保険・地震保険

住宅ローンを利用する場合、火災保険の加入は必須です。
契約期間や補償範囲によって保険料は大きく異なります。

種類加入期間目安金額
火災保険10年一括約10〜25万円
地震保険(任意)5年一括約5〜10万円
のどかのFP

地震保険は任意ですが、加入率は全国平均で約65%。
とくに福岡県など活断層が多い地域では、検討する価値があります。

🏠 固定資産税・都市計画税の清算

固定資産税は毎年「1月1日時点の所有者」に課税されます。
そのため、引渡し日を基準に日割りで清算します。

例:

  • 年税額12万円
  • 引渡し日:7月1日(182日目)
    → 買主負担分:12万円 × (365−181)/365 ≒ 6万円
のどかのFP

固定資産税清算金は、物件価格の1〜2ヶ月分程度が目安。
契約書にも明記されているので、事前に確認しておきましょう。

🧮 まとめ:決済・引渡し時の諸費用イメージ

項目目安金額
仲介手数料(残金)約50〜70万円
登記費用(税+報酬)約25〜40万円
火災・地震保険料約10〜30万円
固定資産税等清算金約5〜10万円
合計目安約100〜150万円
のどかのFP

“引渡し=支払いラッシュの日”とも言えます。
登記・保険・清算…見えづらいお金が一気に動くので、
あらかじめ資金スケジュールを組むことが安心のカギです。

次の章では、いよいよ「入居後にかかる費用」について整理します。
➡️ 【第5章】入居後にかかる費用(不動産取得税・引越し費・家具家電など)

🏠 第5章:入居後にかかる費用

相談者さま

ようやく引っ越しも終わりました!これで落ち着けますね。

のどかのFP

お疲れさまでした!✨
でも実は、“入居してから届く費用”もあるんです。ちょっとだけ確認しておきましょう。

マイホームを手に入れたあとも、税金・引越し・家具家電など、
思いのほか“あとから請求される出費”があります。
ここを見落とすと、せっかくの新生活で家計がギリギリ…ということも。

🏛 不動産取得税(数ヶ月後に通知)

不動産を取得したときに一度だけ課税される都道府県税です。
入居から数ヶ月〜半年後に納税通知書が届くのが一般的。

税率計算式(原則)
土地・建物固定資産税評価額 × 3%(土地は評価額の1/2が課税対象)

ただし、住宅の場合は各種軽減措置があり、ほとんどのケースで実質0円になります。

✅ 軽減措置の主な条件

  1. 自分または家族が居住する住宅である
  2. 床面積が 50㎡以上240㎡以下
  3. 中古住宅の場合は 1982年以降の建築 または 新耐震基準適合
のどかのFP

通知が届いたら“ゼロになってるか”を確認して、必要なら税務課に申告してください。
軽減の手続きを忘れると、支払う必要が出てしまうこともあります。

🚚 引越し費用

時期・距離・荷物量によって幅がありますが、目安は次の通りです。

タイプ費用の目安
同市内・単身約5〜10万円
ファミリー・中距離約10〜20万円
繁忙期(3月〜4月)料金が 1.5倍〜2倍 に上がることも
のどかのFP

引越し会社によって見積りが大きく違うので、
2〜3社を比較して“訪問見積り”を取るのがおすすめです。

🪑 家具・家電の購入・買い替え

新居に合わせて家電や家具を買い換える方も多いです。
冷蔵庫やエアコン、照明、カーテンなど、
ひとつひとつは小さくても、合計で数十万円になることも。

購入内容目安金額
家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)約30〜80万円
家具(ソファ・ダイニング・ベッドなど)約10〜50万円
のどかのFP

“マイホーム祝い”の勢いで買いすぎる方も多いですが、
優先順位をつけて、必要なものから少しずつ整えるのが◎です。

📘 まとめ:入居後にかかる費用イメージ

項目金額の目安ポイント
不動産取得税0〜数万円(軽減で多くは0円)通知後に申告で軽減
引越し費用約5〜20万円時期・距離で変動
家具家電購入約30〜80万円新生活の内容次第
合計目安約40〜100万円前後入居後も予算に余裕を
のどかのFP

“入居して終わり”ではなく、“入居してから始まる生活費”も見える化しておきましょう。
資金計画に引越し後の支出クッションを入れておくと、安心感がまったく違います。

💬 次のステップへ

ここまでで、マイホーム購入の「契約〜入居後」までの諸費用を整理できました。
実際には、物件価格の3〜9%+手付金(5〜10%)を現金で用意できると安心です。

のどかFP事務所では、
「諸費用込みの購入シミュレーション」を一緒に行い、
“買える金額”ではなく“無理なく暮らせる金額”を設計しています。
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🪙 第6章:まとめ

✨ マイホーム購入の諸費用を「見える化」しよう

ここまで見てきたように、
マイホーム購入時には物件価格の3〜9%(約200〜300万円前後)の諸費用がかかります。
さらに、契約時には
手付金(5〜10%)が必要になるため、
現金で400〜500万円程度を用意しておくと安心です。

項目タイミング目安金額
契約時手付金・印紙税・仲介手数料など約250〜400万円
ローン契約時印紙税・事務手数料・保証料など約30〜150万円
決済・引渡し時登記費用・火災保険・税清算など約100〜150万円
入居後不動産取得税・引越し・家具家電など約40〜100万円

FP(のどか)からのメッセージ🌿

「マイホーム購入は、“勢い”より“計画”が大切。
購入直前になって『こんなにかかるの!?』と慌てないよう、
早めに諸費用を数値化して、“安心して買えるライン”を一緒に整理しましょう。」

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